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2011年2月の投稿

2011年2月21日 (月)

当事者って誰なの?

昨日とある障がい者の子どもを持つ親の集まりに参加してきました。参加といってもその集まりの話を聞きに行ったので傍聴といったほうがよいのかもしれません。

そこの話題の中で気になったのが,「~の障がいのある子を持つ親の意見」「~障がいのある子の親の立場として」といった言葉が多かったように感じました。

親は時として,自分の子どものことは自分が一番わかっていると言った錯覚に陥りやすいものです。実はいつまでも子どもとして思っているあまり,社会の中での個人としての自身の子どもを見ることができなくなっていることもあります。

自分の子どもはこう思っているに決まっている。などと,ある意味,子どもの意思を無視した意見も出てくることもあります。

当事者の子どもを代弁する気持ちで熱弁される気持ちはよくわかります。しかし,その気持ちは子どもさんに確認されたのでしょうか?

自分の子どもは重度の障がいがあるからわかっていないかもしれない。だから,親が代わりに言うしかない。その通りかもしれません。

でも,その通りではないかもしれません。当事者であるはずの子どもをさておいて,自分が当事者になってしまっている人も,昨日は見受けられました。

2011年2月19日 (土)

どこを向いているのか?

今日は政治の話を書いてみたいと思います。というのは,いつもはあまり政治のことは書かないのですが,最近,ちょっとどうかなと思うことが多いからです。

何かをしようとすると,なかなかできずに,批判を受けて,何かをするとそれが拙速で,また批判を受けて,どうもうまくいっていないようです。

それだけではなく,報道も気のせいか,言葉の端々を細かくとらえ,それを大きく報道しているのではないのかなと思われることもあります。

その人のセリフの中で,話題性とかのある言葉をことさら取り上げ,それがその人の言いたいことの核心ではない部分で,まるで,言葉狩りのようになっています。

現在すべてが混乱し,その混乱を助長するような報道があり,おさめようとする気配がない中,ただこの混乱は日本の通るべき,いや避けられない道であって,この混乱の中から出現してくる新しいリーダーが混乱を収めるのではないでしょうか?

リーダーといってもそれは個人ではないかもしれません。集団かもしれません。

いろんな人が出てくるたびにたたかれる。それに打ち勝つリーダーがでてくるための通り道の混乱と思いたいです。

2011年2月18日 (金)

農業と福祉の連携事業に挑戦

自治体で協働事業の応募がありました。同じ志を持つ人と一緒にそれに応募して事業に挑戦することにしました。

私たちの事業は農業と福祉の連携です。昨日に休耕地の持ち主から土地が借りられるとのことなので,応募が可能となりました。

年齢や障がいの有無,障がいの種類を問わず,誰でも参加できるUD(ユニバーサルデザイン)農園の構想です。

ビニールハウスで棚上での栽培,また,畝間を広くとることで車いすでの収穫ができるようにします。

農作物の栽培方法には,地域の家庭菜園をされているお年寄りに先生になっていただきます。

畑のそばには簡易の販売所も作ります。地域の人に販売する予定です。

この事業が県に認められるかの審査があります。結果はまた報告します。

2011年2月13日 (日)

社会貢献という名の落とし穴

行政書士会が成年後見を社会貢献の一つとして取り組むことにして,コスモスという法人を立ち上げました。

私はこの「社会貢献」との言葉にずっと引っかかっていました。それが,今日,とある方の話を伺い,引っかかっていたのはこれだなぁと感じたことがありました。

「社会貢献」として行うというのは美辞に聞こえます。しかし,この言葉は「してあげる側」の声に過ぎないのです。

つまり,「してあげる側」の対極に「される側」があります。この「される側」の人の声はどうでしょう。

とある方の話は次のようなものでした。

「ボランティアを積極的に行っている人へ,ボランティアを受ける側になりたいか?の質問をしたところ,ほとんどの人が受ける側にはなりたくないとの返事だった」そうです。

いわゆるこの「受ける側」とは「される側」と同じです。社会貢献をする側にはなりたいが,される側にはなりたくない。

では,なぜ「される側」にはなりたくないのか?それは「みじめ」だからだそうです。多くのボランティアをする側の意見として,「される側」は「みじめ」だと感じているらしいです。

それだと思いました。してあげる側はしてやってるんです。ボランティアにそんな気はなくっても「される側」はしてもらって「みじめ」感を感じざるを得ない。

あるヘルパーさんが言っていました。「私は仕事でヘルパーをさせてもらっている」

私は,自分なら,例えば,上のヘルパーさんと,ボランティアで介護をしれくれる人のどっちを選ぶだろうと考えました。

たぶん,ヘルパーさんかなぁと思いました。してもらうと,相手に対して「気の毒」とか,してもらう一方で悪いなぁとか感じます。

でも,仕事としてしてるのであれば,悪いなぁという気持ちも少しは和らぎます。看護師さんが身の回りをしてくれているように感じるわけです。

だから,行政書士会も社会貢献として「してあげる」のではなく,どうせ報酬をもらうのであるから,仕事としてさせていただくという謙虚な気持ちで成年後見に当たってもらいたいと思います。

たとえは変ですが,喫茶店の店員が「コーヒーを出してあげてる」態度で接客してきたら,変な気分になると思います。

「社会貢献」という言葉は非常に重いし,意味が深い。安易に「単にいいことしてる」といった感じで使ってほしくないと思いました。

2011年2月10日 (木)

在留資格の更新手続は海外でできるの?

在留資格の更新手続きは海外ではできません。申請は行政書士等の代理人でも可能ですが,この場合でも,本人は日本国内に戻る必要があります。

海外におられて,この申請をするために日本に入国された場合,在留資格の更新手続きが許可されるまでは海外への出国が認められないので,この点にも注意が必要です。

代理人で可能であれば,本人不在でも構わないようですが,入国管理局では許可をする本人といつでも確認ができるようにする必要があります。

今後の在留申請等で不利な状況を作らないためにも,代理人申請をする場合でも,本人も日本に入国されて申請を済ませてください。

2011年2月 9日 (水)

相続の話題~相続人の所在や生死がわからない?~

例えば,相続人が自分以外にいるのは確かであっても,その自分以外の相続人の消息が分からない場合があります。その場合は,家庭裁判所に不在者の財産管理について,管理人の選任を申し立てることができます。

これを不在者財産管理人といいます。ただし,この管理人の権限は保存行為等に限られており,相続に必要な財産の処分はできません。

そこで,さらに不在者財産管理人の権限外行為の許可を家庭裁判所に申し立てる必要があります。

この権限外行為の許可を得た不在者財産管理人と相続人間で遺産分割協議を行います。

このような流れで相続手続を行うことができます。

また,消息が分からなくなって7年が経過した時は,失踪宣告の申し立てをすることができます。失踪宣告が確定すると,不在者は失踪期間満了時に死亡したものとみなされます。

2011年2月 6日 (日)

「奥が深い認知症」家族の人たちとの話で感じたこと

今日は,認知症の家族の方の話を聞く機会を得ることができました。

認知症の方の見える世界,感じる世界と私たちの見える世界,感じる世界は別世界なんだなぁと思いました。

その介護側では見えない,感じとれない認知症の家族の世界を一生懸命感じとろうとし,理解できずにくじけそうになり,理解を超えたところに何かを発見したりと,家族の方々の本当に大きな悩みを抱えておられる姿を垣間見ることができたように思います。

ただ,その話の奥,真実はもっと過酷でドロドロとした語るに尽くせない部分もあることだと思います。

苦労ではあっても,不幸ではない。以前,障がいのある方の家族の方が自分の介護生活を,そう表現されたことを聞いたことがあります。

一方で自分だけなんで不幸なんだという声を聞いたこともあります。自殺を考えたこともあると言われた方もおられました。

介護生活(するもされるも)というシビアな現実は人の真実を浮かび上がらせるのかもしれません。何が真実かはわかりません。でも,それぞれが何かしらの哲学を感じておられるように感じました。

「認知症の方の暴力は暴力ではない。暴言は暴言ではない。問題行動なんて言ってほしくない,心の叫びなんだ。介護されている認知症の方も混沌とした世界の中で不安を抱えて,常に叫んでおられる」そういう話も聞きました。

介護は大変。言葉では簡単に表現できますが。その奥には悲しみ,喜び,苦痛などいろいろなものが奥深い感情として存在しているのだとひしひしと感じました。

成年後見業務に携わる者として,その奥を感じとれる本当の意味で「理解のある」後見活動をしたいと思いました。

2011年2月 4日 (金)

遺言書の話題~秘密証書遺言の書き方と注意~

秘密証書遺言とは遺言書の内容を秘密にしながら,作成したこと自体は明確にすることができる遺言書です。公正証書遺言のように公証役場で手続きをする必要があります。

具体的には秘密証書遺言書は自筆である必要ななく,署名押印さえすれば有効です。その書かれた遺言書を封書に入れて封をし,封印をします。

それを公証役場にもっていき,証人2人の前で,公証人に提出します。遺言者は公証人,及び証人2人に,その遺言書は自分で書いたこと,住所などを申述します。

公証人はその内容を封紙と呼ばれる紙に記載して,公証人,証人2人が署名押印します。

秘密証書遺言の長所としては,遺言書の存在を明確にしながらも,その内容は秘密にできる,自書に限らず,ワープロでも代筆でも構わない等が挙げられます。

短所としては,遺言書の形式はチェックされないので,形式不備で無効となる場合がある,遺言書の作成事実はは公証役場に記録されるが,遺言書自体は自分で保管するので紛失等の恐れがある等が挙げられます。

また,公証役場で手続きをするために費用がかかります。

秘密証書遺言は実務上あまり作成されてはいません。

2011年2月 3日 (木)

夫婦の問題編~働く意欲に書くなどの問題のある配偶者に対する離婚の請求~

子どもが生まれた約半年後に夫婦は結婚しました。

経済的に自立できないので,夫婦ははじめ,夫の両親から仕送りを受けながら生活していました。しかし,いつまでもそれではいけないと,夫の就職をして,それを機に,仕送りを断り,経済的に独立することなりました。

しかし,他人に頼った生活が長すぎたのか,就職は長続きせず,二人の生活は,またすぐに困窮を極めることになってしまいます。

もう少し,大人,いや親としての自覚が必要なのでしょうが,なかなか親としての役割を自覚することができないようです。

それでも,夫婦生活を続けていた二人の間に二人目の子どもが生まれます。これで一念発起するかといえば,そうではなく,相変わらず夫は仕事が長続きせず,生活費は妻が内職をして稼いでいる状態でした。

もちろん内職のみの収入で,2人の子どもの養育を続け,さらに家で何をすることもなく過ごす夫の面倒をみることはできません。そこで,妻は水商売で生計を立てることにしました。

夫は反対し,自分が働くというかと思えば,よろこんで賛成しました。それでは自分は家事,養育をがんばるかと思うと,そうではなく,子どもの面倒を見ようともせず,だらだらとした生活を続けていました。

その様子を聞いた夫の両親は,ふがいない自分の息子に愛想を尽かし,子どもたちを自身の家に連れて帰ることにしました。自分たちの息子を教育するよりも,自分たちの息子による悪影響を恐れ,孫を教育するほうを選んだということでしょうか?

それでも夫の生活態度は全然変わることはありません,がんばってきた妻もとうとう愛想を尽かし,別居を決意しました。

少しは,心に波が立ったのか,夫はいったん仕事に就きます。しかし,長い間の生活で体に染み付いてしまったなまけ心はなかなかぬぐえず,仕事をすぐにやめてしまいました。

そして,妻の別居などの行動に対して,自身のことを反省するどころか,女を作ってみたり,離婚をほのめかしたり,妻が離婚に応じそうになると,これを撤回したり,妻に対しての嫌がらせを続ける始末。

さらに,夫は別居をした妻に対する報復として,行方をくらましました。そして,妻に対して反省するよう強制する等の手紙を送り付け,その中で,行方をくらました理由として,妻からの離婚の請求を不可能にさせるためであると伝えてきたのです。

もう,手のつけようのない夫の態度です。大人になれない,そうではなく子どものまま,いや,かなり性質の悪い性格と言っていいのではないのでしょうか?

そして,ついに妻は訴訟を決意しました。裁判所はこれらの夫の行動をどう判断したのでしょう。

この場合,裁判所は夫の勤労意欲の欠如や,それに加えて夫婦共同生活を営もうとする意思の欠如を認定して,婚姻を継続しがたい重大な事由であるとして,妻の離婚請求を認めました。

当然といえば当然なのかもしれません。

2011年2月 2日 (水)

出会いについて

生きている中で,人は多くの人と出会い,その出会いの中で,喜び,悲しみ,怒りなど様々な思いと出会います。

誕生した時に親と子の出会いがあり,子は親の支えの中で自分の世界を少しずつ広げ,新たな出会いに遭遇し,そして自分の世界を確立していきながら,親から独立していき,そして独立した子は,また新しい出会いの中で,愛を見つけ,そして親になります。

生きている中で無数にある出会い,しかし,一方で心に残る出会いというものは意外に少ないのかもしれません。心に残ると言ってもいい残り方だけではありません。あの野郎と思うような悪い残り方をするものもあるでしょう。

心に良い印象の残る出会いを多くできたこと。いい人間関係に恵まれること。これも幸せを測る一つの物差しなのかもしれません。

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